知り合いから「仕事でデータの照合をすることが多いんだけど、いいツールない?」と聞かれたことがきっかけでした。
「あー、あるある」と思いながら話を聞いていると、修正前後のリストを見比べて、どこが変わったかを目視で確認している、とのこと。件数が多いと見落とすし、毎回しんどいと。
「それ、作れそうだな」と思って、ちょっと作ってみました。

海外のツールは広告が邪魔だった
差分チェック自体は、調べると海外製の無料ツールがいくつか出てきます。機能的には十分なんですが、使っていると広告がかなり多くて。
作業の途中でポップアップが出てきたり、結果の画面に広告が重なって見づらかったり。無料なので文句は言えないんですが、業務で使うにはちょっとストレスがたまります。
AIに貼り付ければいいじゃないか、は難しかった
「ChatGPTとかに貼り付けて差分を教えてもらえばいいんじゃ?」と思う方もいるかもしれません。
ただ、仕事のデータって、そう簡単にはいかなくて。
顧客名や取引先コード、社内の商品名など、外部のサービスに貼り付けていいかどうかグレーなデータが混ざっていることが多い。会社によってはルールで禁止されているところもあります。
便利なのはわかっているけど、機密情報が含まれている可能性があると、どうしても手が止まってしまいます。
ブラウザの中だけで完結させた
そこで意識したのが、「入力したデータをどこにも送らない」という設計です。
このツールはJavaScriptだけで動いていて、サーバーへの通信は一切ありません。入力した内容はブラウザのメモリ上だけに存在していて、ページを閉じれば消えます。
もしも共有PCで使った場合など、データの痕跡が気になるときはブラウザのキャッシュをクリアすれば完全に消去できます。
使い方はシンプルです
操作は4ステップだけです。


③ 右のエリアに「修正後」を貼り付ける 貼り付けた瞬間に自動で比較結果が表示されます。

2つのモードについて

行ズレ自動補正(Diffモード) 修正前後のテキストを比較するのに使います。途中に行が追加・削除されていても、自動でズレを補正して対比してくれます。
順不同リスト照合(マッピングモード) 2つのリストの並び順がバラバラでも、同じデータがどこにあるかを探し出します。名簿や商品リストの突き合わせに便利です。
スペースや大文字小文字の違いも無視できます

比較オプションで「スペース無視」「大文字・小文字を同一視」「全角・半角を同一視」の切り替えができます。
表記ゆれで差分と判定されてしまうのを防げるので、データのクレンジングにも使えます。
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